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「真珠の首飾り」

第1回 ムーンライト・シャワー

⑧  「真珠の首飾り(A String Of Pearls)」 演奏/グレン・ミラー・オーケストラ


スタッフ・アレンジャーのジェリー・グレーの名作で、ボビー・ハケットのコルネット・ソロが注目されたものでした。1941年の秋にこのオリジナルが生まれているが、この時期はちょうどグレンの最盛期で同年の11月3日に録音されたレコードが大ヒットしました。独自のサックス・ヴォイシングが大変な魅力となっている曲です。
日本では戦後ヒットし、1954年に「グレン・ミラー物語」が上映され、リバイバル・ヒットしました。
映画の中では大成功したグレンが、妻ヘレンに改めて本物の真珠の首飾りを送るシーンで演奏されました。この曲は作曲者のジェリー・グレーをはじめ、ベニー・グッドマンやウディ・ハーマンらもレコディングしています。
作詞はエディ・デ・ランジで、彼は1904年1月ニューヨークの生まれで、歌手で作詞家で、バンド・リーダーです。1930年から40年代にかけて活躍し、「ムーン・グロウ」「ソリチュード」などのジャズの名曲も作詞しました。
作曲者のジェリー・グレーはヴァイオリンおよびアコーディオン奏者で、作、編曲者、バンド・リーダーでもありました。1915年生まれで12歳の時に、ボストン・ジュニア・シンフォニーのコンサート・マスターをつとめ、天才ぶりを発揮しました。アーティ・ショー楽団の「ビギン・ザ・ビギン」の編曲などで有名で、グレン・ミラー楽団のために数多くの編曲をしています。

この「真珠の首飾り」はミラー楽団の中で最もジャズ的な一曲ではないでしょうか。



グレン・ミラー
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「その手はないよ(Don`t be that Way)」

第1回 ムーンライト・シャワー

⑦  「その手はないよ(Don`t be that Way)」 演奏/ベニー・グッドマン・オーケストラ

ハーレムの人気バンド、チック・ウエップ楽団のアレンジャー、エドガー・サンプソン(サックス奏者)の作編曲でベニー・グッドマンも共作者として名を連ねている。当時は在籍していたバンドのリーダーや、ヒットさせたバンドのリーダーも名前をクレジットしていたのでチック・ウエップやベニー・グッドマンが一緒に作曲者として登録されている。
チック・ウエップが『その手はないよ』と言ったかどうかは分からないのだが…。

ベニー・グッドマンの明快なスイング・プレイで1938年春よりベストセラーになった。

エラ・フィッツジェラルドのいボーカルもなかなかよろしいようで!



ベニー・グッドマン カーネギー・ホール・コンサート

「ブギ・ウギ(Boogie Woogie)」

第1回 ムーンライト・シャワー

⑥「ブギ・ウギ(Boogie Woogie)」 演奏/グレン・グレイとカサ・ロマ・オーケストラ

パイントップ・スミス(ブギ・ウギのピアニスト)の有名なオリジナル曲をディーン・キンケイドがトミー・ドーシー楽団のために、スイング調にアレンジし、ビッグバンド用にオーケストレイションした。
トミー・ドーシー楽団のミリオンセラーとなった作品です。

■雑楽/ブギ・ウギのリズムに関して・・・・[読んでみる]



トミー・ドーシートミー・ドーシー


「明るい表通りで(On The Sunny Side of The Street)」

第1回 ムーンライト・シャワー

⑤「明るい表通りで(On The Sunny Side of The Street)」 演奏/トミー・ドーシー・オーケストラ

1929年秋からの世界大恐慌の中に生まれた傑作です。
「心配ごとはドアの中において、コートと帽子を身に着けて陽の当たる明るい表通りへ出よう。そこでは1セントもなくても、ロックフェラーのような大金持ちになった気分…」、といった内容で、ジミー・マクヒューとドロシー・フィールズの共作で、1930年ショー「インターナショナル・レヴュー」のために書かれました。明るい歌で、戦前から日本人に親しまれていた曲です。
時々、CMで使われていますね。

トミー・ドーシーもいいけどサッチモのこの曲も素晴らしい!コーラスならば絶対フォー・フレッシュメンでしょう!




トミー・ドーシールイ・アームストロングフォー・フレッシュメン



「ビギン・ザ・ビギン(Begin The Beguine)」

第1回 ムーンライト・シャワー

④「ビギン・ザ・ビギン(Begin The Beguine)」 演奏/アーティ・ショー・オーケストラ

コール・ポーターが1935年のブロードウェイ・ミュージカル「ジュビリー」のために作曲したビギン調の曲でポピュラー・ソングの中で世界一長い歌と言われています。その長さのためか当初はあまりヒットしませんでした。
それをアーティーは1938年7月にジェリー・グレイ(後にグレン・ミラーのバンドに加入して大活躍した)がスィング・オーケストラ向けに編曲でレコーディングし、初のミリオン・セラーを記録しました。「ビギン・ザ・ビギン」はスィング時代の名曲の一つとなったわけです。
コール・ポーターにとっても代表曲の一つで、ポーターの伝記映画「夜も昼も」(1946年 ケーリー・グラント主演)で印象的に使われました。1940年には「踊るニューヨーク」でも使われています。
また、近年ではフリオ・イグレシアスがリバイバル・ヒットさせているのでご存知だと思います。

ビギン(Beguine)は西インド諸島フランス領マルティニークの島の民俗舞曲で、その土地で話されているクレオール語で「白人の女性」を意味します。その“ビギン”と“始める=ビギン”を掛けて、コール・ポーターが作詞作曲したのです。

「ジュビリー」は身分を隠して城を抜け出し、普段できないことを楽しむロイヤル・ファミリーの姿を描いたミュージカルでしたが、さほどヒットしませんでした。
しかし、後の大スター、モンゴメリー・クリフトが子役として出演していたことで知られています。

ボーカルで聴くなら越路吹雪はいかが?小野リサはCMで歌ってましたね。




アーティ・ショウボストン・ポップス・オーケストラ越路吹雪小野リサ





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プロフィール

うらまさり菫

Author:うらまさり菫
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 NHKラジオの「ムーンライト・シャワー~月明かりに照らされて」で放送された楽曲の解説をテーマにした、リスナーの個人ブログです。
 番組は2008年から祝日に放送されていて、すでに20回を越えていますが、放送時間も番組の長さも決められていないといった、自由な番組です。
 放送される曲は70年代以前のムード音楽、映画音楽、スタンダード・ジャズ、ポップスなどが中心で、現在の若者世代にとって耳新しいロマンチックな名曲が多いようで、まさに「癒しの名曲」が放送されています。
 曲と曲の間を繋ぐコメントが、これまた楽しいのも、この番組の特徴ですね。
DJ・イワサキが語る、一人芝居のコメント(小噺)がより楽しい癒しの空間を創っています。
 不定期ですが番組のホームページもNHKラジオのHPにあるので、放送日など確認して、ぜひ聴いて欲しいものです。

 このブログでは過去放送された名曲に関しての「あれこれ」をうらまさり菫(うらまさり・すみれ)が綴ってまいります。



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